どうも、ぽんせいです!
今回はオーロラカラーの作り方を紹介します。
オーロラカラーとは?

そもそもオーロラカラーとはどんな色を指すんでしょうか?
オーロラカラーは、光の抜け方や覆示する物質の構造によって色が変化する現象を利用した色表現のことを指します。
とくに、金属のフィルムやプラスチックな材質でよく見られる表現で、夜空のオーロラのような魅力を持っています。
オーロラカラーの仕組み
光は物体に射されると、部分は吸収され、部分は透過し、部分は反射されます。その反射のしかたによって、見え方が変わってくるのです。
たとえば、光の射突角が常に変化するような面の構造では、そのたびごとに色みも変化します。
オーロラカラーと光学プリズマは、どちらも光の反射や屈折を使った色の変化が特徴ですが、少しアプローチが違います。

オーロラカラーは、基本的に自然現象のオーロラを再現した色のグラデーションを指します。光が空気中の分子と反応して発生するカラフルな光が特徴で、色の変化が柔らかくて幻想的な印象を与えます。この色合いは、流れるように変わっていくのが特徴で、幻想的な雰囲気を作り出すのに使われることが多いですね。

一方で、プリズマキューブは、光をプリズムで屈折させてカラフルな反射を生み出す現象を指すことが多いです。プリズムを通して見ると、光が七色に分かれて見えるので、キューブのような形で反射された光が複雑に交差して、色がシャープで鮮やかに感じられます。オーロラカラーよりも、もっときっちりとした色の切り替えが感じられます。
簡単に言うと、オーロラカラーは柔らかく流れる色の変化、プリズマキューブは鋭く、色が明確に分かれて見える感じですね。
Blenderでオーロラカラーを作る
では、実際にオーロラカラーを作ってみましょう!

レイヤーウエイト、カラーランプを追加
レイヤーウエイトの前方向とカラーランプの係数、カラーランプのカラーとプリンシプルBSDFのベースカラーを繋ぎます
カラーランプの色を分けていきます
追加する色の順番は
青系or紫系 → 緑系 → 黄色系 → 赤系 → 青系or紫系
プリンシプルBSDFの設定
メタリックを0.8
粗さを0
コートのウエイトを1、粗さを0.25
シーンのウエイトを1、粗さを0.5
これでCyclesに変更して完成です!
まとめ
オーロラカラーは、光の高度な理解を要する表現に見えて、実はけっこう簡単にBlenderで再現できます。
シンプルなノードの組み合わせで、ファッションやプロダクトの設計にも使える魅力的なマテリアルが作れます。
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