どうも、ぽんせいです!
今回は、Blenderをこれから始めたいと思っている方や、始めたばかりの方に向けて、「何をどう学べばいいの?」という疑問を解決するための記事を書いていきます。私自身もBlenderを始めたのは2025年2月中旬で、3DCGの知識はゼロの状態でした。そこから1ヶ月で下のような作品を完成させることができました。

そんな私が「何をどんな順番で学べば効率よく上達できるか?」を模索しながら、実際に試して効果があった方法を紹介していきます。
■ Blender初心者が最初に理解すべきこと
まず最初に大事なのは、「Blenderで何ができるのか?」をざっくり理解しておくことです。
Blenderは以下のような機能を持っています:
- モデリング(3Dモデルを作る)
- テクスチャ・マテリアル設定(質感をつける)
- ライティング(光を配置して雰囲気を作る)
- アニメーション(動きをつける)
- レンダリング(画像や動画として出力する)
- ノードベースのコンポジット、VFX、動画編集まで!
初心者のうちは、この中から「まずはモデリング」→「簡単なマテリアル」→「ライトとカメラ」→「レンダリング」という順番で取り組んで完成させるのがオススメです。
■ ステップ①:基本操作の習得
まずはBlenderのインターフェースと基本操作に慣れましょう。
やること
- Blender公式サイトから最新版をインストール
- 日本語化(Preferences → Interface → Language)
- ビューの回転(中クリック)、ズーム(ホイール)、パン(Shift + 中クリック)
- 「編集モード(Tabキー)」と「オブジェクトモード」の切り替え
おすすめ練習
- キューブを動かしたり(Gキー)、回転(Rキー)・スケーリング(Sキー)して形を変えてみる
最初はショートカットキーが多くて混乱しますが、使っているうちに自然に覚えていきます。
一つ注意点として、Blnederは日本語よりも英語の方が慣れたら便利という事です。最初は日本語でもいいのでとにかく触ってみてください。その後に英語に戻すといのが私のオススメです。
■ ステップ②:モデリングに挑戦
次は3Dモデルを作る練習です。最初から難しいキャラや背景に挑む必要はありません。
おすすめの練習題材
- マグカップ
- 本
- 簡単な家具(椅子、机など)
- ローポリスタイルの木や家
これらは形がシンプルで、モデリングの基本である「押し出し(Eキー)」「ループカット(Ctrl+R)」「スケーリング」などを覚えるのに最適です。
■ ステップ③:マテリアルとシェーディング
モデルができたら、次は色や質感をつけてみましょう。
やること:
- 「シェーディング」タブでノードを使ってマテリアルを設定
- ベースカラーを変えて見た目を整える
- 必要なら粗さ(Roughness)や金属感(Metallic)を調整
ノードの使い方は難しそうに見えますが、最初は色をつけるだけでも十分です。
■ ステップ④:ライティングとカメラ設定
見せたいモデルができたら、次は「魅せる」ためのライトとカメラです。
やること:
- ライト(Point、Sun、Areaなど)を配置
- カメラを設置して見せたい角度に合わせる(Numpad 0でカメラビュー)
- ライトの強さや位置を調整して雰囲気を出す
初心者のうちは「Areaライト+HDRI」がおすすめです。HDRIは環境光として自然な明るさを出せます。
■ ステップ⑤:レンダリングと出力
最後にレンダリングです。
やること:
- 「レンダーエンジン」をCyclesかEeveeに設定
- 「F12」でレンダリング
- 「Image」→「Save As」で画像として保存
レンダリングは達成感があります。ここまで来ると「自分で作った!」という実感が湧いてきます。
■ 効果的な学習のポイント
- 毎日少しずつ触ることが大切:1日30分でもいいので継続が命です。
- 簡単な作品を真似する:YouTubeなどで「初心者 Blender チュートリアル」で検索して模写。
■ まとめ
Blenderは最初こそ覚えることが多く感じますが、順序よく進めれば必ず上達します。私もまだまだ修行中ですが、「昨日よりもできることが増えた!」という喜びが毎日のモチベーションになっています。
これからBlenderを始めるあなたも、焦らず、一歩ずつ楽しく進めていきましょう!
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