Blenderの日本語化方法を徹底解説!2025年最新版

Blender初心者向け

どうも、ぽんせいです!                                  Blenderを始めた人にとっては、英語の表記に拒否反応が出る人もいますよね。

この記事では、                                         Blenderを始めたい!                                    始めたばかりで、よくわからん!

こんな人向けに丁寧に解説したいと思うので、ぜひ見てください。

Blenderとは?基本情報と魅力

Blenderは、無料で使えるオープンソースの3D制作ソフトウェアです。アニメーション、モデリング、スカルプティング、テクスチャリング、さらには動画編集まで可能なオールインワンツールであり、個人クリエイターからプロまで幅広く利用されています。

最大の特徴はそのコストパフォーマンスと自由度の高さです。価格が無料かつ商用利用も可能であり、ライセンス制限も厳しくないため、企業や教育機関でも導入が進んでいます。


Blenderを日本語化するべきか?

Blenderは標準で英語表示となっており、インターフェースや設定項目もすべて英語です。ですが、日本語に切り替えることで操作理解が向上し、学習効率も高まります。特に最初は操作の壁に加えて、言語の壁がある状態だと挫折しやすくなります。

日本語化の主なメリット:

  • メニューや設定項目の意味が直感的に分かる
  • 操作ミスや設定ミスを減らせる
  • 日本語のチュートリアルと連携しやすい
  • 初心者でも安心して学習をスタートできる

デメリットもある

日本語にするのは初心者にとって、継続する上でかなり大きなメリットと言えます。
しかし全てが快適というわけでありません。
正直、私がおすすめするのは英語です。

英語チュートリアルと表記が一致しない

Blenderの多くの高品質な学習コンテンツ(YouTubeや公式ドキュメント)は英語で作成されています。日本語訳されたUIと英語の説明が一致しないため、混乱することがあります。

  • 操作を探しにくくなる
  • 「英語のメニュー名で覚えたほうが検索しやすい」という意見も多い

バグや表示崩れが発生する場合がある

日本語フォントの表示が不完全だったり、特定の環境ではメニューが重なって表示されるなどの問題もあります。

  • 特にカスタムテーマや高DPI設定との相性問題に注意

アップデートで日本語設定が初期化されることがある

Blenderのバージョンアップ後、言語設定がリセットされて英語に戻ってしまうことがあります。再設定が必要になる点はやや面倒です。

開発者・業務用途では英語の方が効率的な場合も

業務でBlenderを使う場合、エラー内容やスクリプト、マニュアルが英語前提で記載されているため、英語環境のまま使う方が効率的なこともあります。

では、日本語にするメリット、デメリットが分かった所で一緒に日本語に変更していきましょう!

【手順①】Blenderをインストールする

Blenderを日本語化する前に、まずは正しくインストールする必要があります。Blenderは完全無料で公式サイトからダウンロード可能です。

steamでもBlenderをダウンロードすることができます。
公式サイト版が難しい人はsteam版をインストールしても良いと思います。
それぞれの違いについてはこの記事で解説しています↓

Blenderのダウンロード方法(最新版)

1 公式サイトへアクセス: https://www.blender.org/

2 トップページに表示される「Download Blender」のボタンをクリック

3 利用しているOS(Windows、Mac、Linux)を自動で検出してくれる

「Installer」または「Zip」形式を選びダウンロード

インストール手順(Windows版の例)

  1. ダウンロードした .exe ファイルをダブルクリック
  2. セットアップウィザードが起動 → 「Next」をクリックして進行
  3. 使用許諾に同意し、インストール先を選択
  4. 「Install」をクリックしてインストール開始
  5. 完了後、「Launch Blender」にチェックを入れて起動

MacやLinuxの注意点

  • Macでは「.dmg」ファイルを開き、アプリケーションフォルダにドラッグするだけでOK
  • LinuxではSnap、Flatpak、あるいは公式のtar.xzファイルを用いて導入

【手順②】Blenderを日本語に切り替える方法(GUI)

インストールが完了したら、次はBlenderのユーザーインターフェースを日本語に変更していきましょう。

6ステップ

1 Blenderを起動

2 上部メニューの「Edit(編集)」→「Preferences(環境設定)」をクリック

 左メニューの「Interface(インターフェース)」タブを選択

4 「Language(言語)」のプルダウンから「Japanese(日本語)」を選択

5 「Tooltips」「Interface」「New Data」にもすべてチェックを入れる
 (通常、何もしなくてもチェックされる)

6 左下にある3本線の所を押して、プリファレンスを保存する。プリファレンスを自動保存にチェックをすると、変更すると自動で保存されて便利です。チェックを入れることをおすすめします。

変更は即座に反映され、Blenderの再起動は不要ですが、この上の部分は再起動しないと変更されません。

バージョン別に異なる日本語化の方法(2.8~4.x)

Blenderは頻繁にアップデートされるため、バージョンによって設定項目の位置や翻訳対応状況が異なることがあります。

バージョン日本語化の違い注意点
Blender 2.8系翻訳が未完成の部分が多い日本語化しても未翻訳部分あり
Blender 2.9〜3.3系安定して日本語化可能UIがほぼ完全に対応
Blender 4.0以降高精度の翻訳実装新機能の翻訳遅延がある場合あり

対処ポイント:

  • 安定版を使用することで翻訳トラブルを回避
  • 新バージョンを導入する前にフォーラムなどで日本語対応状況を確認すると安心

Blender日本語化が反映されないときの対処法

日本語設定に変更したのに反映されない、あるいは一部だけ英語のままという場合、以下のトラブルシューティングを試してみましょう。

よくある原因と対処法:

  1. 翻訳にチェックを入れ忘れている
    → Preferencesで再確認
  2. 言語設定を保存していない
    → 「Save Preferences」を忘れると起動時に英語に戻る
  3. 古いバージョンのBlenderを使用
    → 最新版にアップデートして対応改善を図る

よくある質問(FAQ)

Q1. Blenderの日本語化は完全対応ですか?

A. ほぼ完全ですが、一部新機能やマイナー設定は英語のままの場合があります。

Q2. 日本語化したBlenderで英語のチュートリアルを見ても混乱しませんか?

A. 表記が異なるため多少の混乱はありますが、UIに慣れると問題なく使えます。

Q3. 毎回起動時に英語に戻ってしまいます。どうすればいい?

A. 「Save Preferences」ボタンを押して設定を保存してください。

Q4. バージョンアップで言語設定が消えることはありますか?

A. あります。アップデート後は再度言語設定を確認しましょう。

Q5. 文字化けが起こるのはなぜ?

A. フォントやスケーリング設定が原因です。フォントを変更することで解決できます。

Q6. Blenderは無料のままで将来も使えますか?

A. はい。オープンソースであり、今後も無料で提供される予定です。


まとめ:Blenderを日本語化して操作効率アップ!

Blenderの日本語化は、特に初心者にとって操作理解を助け、学習効率を向上させる有効な手段です。手順は簡単で、数分で切り替え可能。翻訳の品質は全体として高精度で、安心して利用できます。

  • 初心者は日本語UIで安心スタート
  • 慣れてきたら英語との使い分けが効果的

Blenderを日本語化して、自分の創造力をもっと自由に表現していきましょう!

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