Blender初心者が英語を使うべき理由

Blender初心者向け

どうも、ぽんせいです!
「英語がちょっと苦手…」そんな理由で、Blenderの世界を狭めていませんか?
実は、Blenderをこれから本格的に学びたい人こそ、英語のまま使うことが大きなメリットになります。
なぜなら、Blenderの最新チュートリアル・フォーラム・プラグイン情報のほとんどが「英語」で発信されているからです。
「英語に抵抗がある」「日本語で十分」と思っている方も、一歩踏み出すことで圧倒的な情報量と成長スピードを手に入れられます。
この記事では、Blender初心者があえて英語を使うべき理由をわかりやすく解説します。


Blenderは「英語のソフト」だと割り切ろう

Blenderを触り始めたとき、多くの人が日本語化されたUIや日本語のチュートリアルに助けられて学習をスタートします。それ自体は素晴らしいことですし、最初の一歩としてとても有効です。

しかし、しばらく経って機能を深掘りしようとすると、ある壁にぶつかるはずです。

「調べても日本語の記事がない…」
「チュートリアルは見つかるけど古い…」
「エラーの意味が分からないし対処法も出てこない…」

この壁を超えるカギは「英語で調べること」。
さらに言えば、「BlenderのUI(操作画面)も英語にすること」が、上達の近道になります。


Blenderの調べ物はなぜ英語が有利なのか?

● 開発・公式情報は英語が標準

Blenderの開発元であるBlender Foundationはオランダの組織ですが、情報発信はすべて英語が基本です。

  • 公式マニュアル
  • 開発ブログ
  • エラー報告
  • 新機能の説明やAPI解説など
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Blenderの公式マニュアルページ

つまり、日本語の情報は「翻訳されたもの」にすぎず、一次情報に触れられるのは英語だけということになります。


● 英語の情報量は日本語の数十倍以上

例えば「クロスシミュレーション(cloth simulation)」について調べた場合:

  • 英語:「blender cloth simulation」 → 数千件のYouTube動画や記事がヒット
  • 日本語:「Blender クロスシミュレーション」 → 数十件程度

特に新しい機能やマニアックなテクニックは、日本語ではほぼ出てきません。
英語で検索すれば、質・量ともにケタ違いの情報が手に入ります。


● トラブル解決には英語フォーラムが頼りになる

Stack Exchange や Reddit(r/blender)では、以下のような相談が日常的にされています:

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  • アーマチュアの動きがおかしい
  • ウェイト転送がうまくいかない
  • ノードが急に効かなくなった など

日本語圏ではまだ情報が少ない内容も、英語で検索すれば同じ症状+解決法が載っていることがよくあります。


● 最新機能のチュートリアルは英語が先行

  • Geometry Nodes
  • Simulation Nodes
  • Asset Browser など

これらの機能がリリースされた直後は、解説動画や記事はほぼすべて英語で投稿されます。
最新技術にキャッチアップしたいなら、英語での検索と視聴は必須になります。


BlenderのUIも英語にするべき理由

● 検索した英語情報とUIの表記が一致する

たとえば、英語のチュートリアルで「Add Modifier → Subdivision Surface」と言っているとき、日本語UIでは「モディファイアを追加 → サブディビジョンサーフェス」になります。

一致していないと混乱しやすく、学習効率が下がります。


● 英語のUIの方がチュートリアルと一致する

海外YouTuberの解説は当然英語UIを使用しています。自分の画面が日本語のままだと、「この項目どこ?」と探す手間が発生しますが、英語UIなら画面がチュートリアルと完全一致します。


● UI英語は難しくない!基本用語だけで十分理解できる

実はBlenderに登場する英語は、簡単な単語ばかりです。

  • Object(オブジェクト)
  • Rotate(回転)
  • Scale(拡大縮小)
  • Material(マテリアル)
  • Shader(シェーダー)
  • Node(ノード)

Blender用語は数が限られているので、一度慣れれば迷うことはなくなります。


● 英語UIへの切り替え方法(手順)

  1. 画面上部の「Edit(編集)」→「Preferences(プリファレンス)」を開く
  2. 左のメニューから「Interface」をクリック
  3. 言語設定(Language)を「English」に変更
  4. UIの翻訳チェックを外せば、完全に英語UIになります
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英語が苦手な人へのおすすめ対策

● DeepLやGoogle翻訳を使う

記事やフォーラムをまるごとコピー&ペーストすれば、日本語で違和感なく読めます。


● YouTube字幕を「英語+日本語自動翻訳」で

動画を見るときは、英語字幕 → 自動翻訳(日本語)に設定すれば、解説の内容も十分理解可能です。


● よく使うBlender英単語だけ覚えよう

以下の単語だけでも使えれば、基本操作は理解できます。

  • Render:レンダリング
  • Weight:ウェイト
  • Parent:親子関係
  • UV:UV展開
  • Apply:適用
  • Join / Separate:結合 / 分離

まとめ:英語で学べば、Blenderの世界は一気に広がる

日本語だけでBlenderを学ぶには限界があります。英語を使うことで次のようなメリットがあります:

  • ✅ 最新・高品質な情報が得られる
  • ✅ トラブル解決がしやすい
  • ✅ チュートリアルやUIと一致するので迷わない
  • ✅ UI英語は実は簡単。むしろ直感的

英語を“学ぶ”というより、「Blenderを楽しむための道具として英語を使う」と考えて、今日から一歩踏み出してみてください。
最初は不安でも、確実に情報量・理解度・楽しさがアップします。

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