Blender に液タブ、板タブは必要なのか

Blender初心者向け

どうも、ぽんせいです!

今回は、Blenderを始めたばかりの方や趣味で3DCGを楽しみたい方に向けて、「液タブや板タブって本当に必要なの?」という疑問にお答えしていきます。

特に、スカルプトテクスチャペイントに興味がある方は、この記事を読むことで、液タブ・板タブの必要性や導入のメリットをしっかり理解できるはずです。

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❔液タブ・ペンタブとは?

まずは簡単に用語の整理をしておきましょう。

  • ペンタブ(板タブ):画面のないタブレット。手元のタブレットにペンで描きながら、画面はPCモニターを見る。
  • 液タブ(液晶タブレット):ペンで直接画面に描けるタブレット。紙に描くような感覚で操作可能。

どちらもマウスより直感的に描画や造形ができるのが特徴です。

板タブと液タブの違いは?

それぞれの違いを表にして表しました。

※板タブの慣れるのに苦がないについて

板タブは画面と描いている場所が違うので、慣れるまで時間がかかります

好みによっても変わるので、自分に合っている方を選ぶことをお勧めします!

Blenderでの用途と相性

スカルプト(Sculpt)

Blenderのスカルプトモードは、まるで粘土をこねるようにモデルを作れる機能。筆圧感知があるペンタブは、力の加減でブラシの強さを自然に調整できるため、より滑らかで自由な造形が可能です。

液タブなら、直接画面を見ながら彫刻できるので、直感的な操作感は圧倒的。特にフィギュアやキャラクターモデリングに挑戦したい方におすすめです。

テクスチャペイント(Texture Paint)

テクスチャペイントは、3Dモデルの表面に色や模様を描いていく作業です。これも、筆圧対応ペンがあると色の濃淡を自然に出せたり、細かいディテールを描き込みやすくなります。

液タブなら、ブラシの動きを正確に反映でき、塗りムラを減らしてクオリティの高い仕上がりに。

テクスチャペイントは、オブジェクトをUV展開して、その画像データをクリスタや、Photoshopに読み込んで、書き込むことがほとんどです。なので、テクスチャペイントをやりたい人はほぼ必須といっても過言ではないです。

なぜマウスでは難しいのか?

もちろんマウスだけでもBlenderの操作は可能です。ですが、スカルプトやペイントは「手の感覚」がとても重要。マウスでは、

筆圧がない

曲線が引きにくい

手の動きが制限される

といった理由で、細かい作業や自然な表現が難しくなります。

初心者にも液タブ・ペンタブは必要?

結論から言うと、趣味でもスカルプトやテクスチャペイントをやりたいなら、液タブ・ペンタブの導入は大いに価値ありです!

特にBlenderにおいては、無料でプロ並みの機能が使えるからこそ、入力デバイスに投資することで一気に表現力が広がります。

板タブ、液タブの購入方法と注意点

板タブ、液タブの購入は、「Amazon」「楽天市場」「Yahooショッピング」「公式サイト」などで購入するのが一般的です。

XP-PENの公式サイトなんかでは、頻繁にセールをおこなっていたり、おまけが付いてきたり、別の販売サイトで購入するより保証期間が長いのでおすすめです。

Blnderに限らず、板タブ、液タブはショートカットのボタンが少ないと非常に使用しずらいです。

購入する際は、限らずボタンが2つ以上あるものを購入するのがお勧めです。

おすすめのデバイスは?

コスパ重視の初心者向け

  • XP-Pen Deco01V2(板タブ)

Deco 01 V2は、初心者や学生でも簡単に扱えるシンプルな操作性と柔軟な機能が特徴です。

価格は公式サイトなら、セールで6000円台前半。Amazonならセールで5000円台

圧倒的なコスパです。

ペンタブに興味があるけど、液タブを買うお金がない初心者さんや学生さんに最適です。

特徴としては、本体に付いている8つのボタンと付属品の多さです

ボタンが8つ付いていることで、左手デバイスのように使用でき、効率がグッと上がります。

付属品には

  • ペン
  • ペン立て
  • 画面シート2種類(1つは初めから貼ってありました)
    (ペンを動かしたときの質感を変えるもの)
  • 手袋
  • 替え芯(10本)
  • 接続用ケーブル
  • USBアダプタ2種類
    (USB-A↔️USB-C、USB-A↔️USB Micro-B)

てんこ盛りになっています。正直、5000円台でここまで付属品が入っているのは意味不明です。お金がかけれない人であれば、間違いなく買って良い板タブになっています。

  • PPen 液タブ Artist 12セカンド(液タブ)

PPen 液タブ Artist 12セカンドは初心者から中級者まで幅広いユーザーに向けた高コストパフォーマンスモデルです。特に「豪華版」は付属品が充実しており、初めての液タブ購入にも適しています。

価格は公式サイトなら、セールで2万円台。Amazonもセールで2万円台。

こちらも圧倒的なコスパです。

特徴としては下の画像のように、付属品がかわいい!

FHDのディスプレイ、AdobeRGB94%の広い色域になっています。

サイズが11.9インチで、少し小さいと思うかもしれないです。ですが、机の上に置くならちょうど良いサイズで、ストレスなく作業できます。

本格的にやりたい方

  • XP-Pen Artist Pro 16 (Gen 2)(中級〜上級液タブ)

XPPen 液タブArtist Pro 16は、解像度2560×1600、最大16,384段階の筆圧感知により創作の幅が一層広がり、より繊細な絵画表現が可能な液タブです。

価格は公式サイトはセールで6万円台、Amazonもセールで6万円台になります。

特徴としては液タブの背面に折りたたみ式のスタンドがあること、6500円の同メーカーの左手デバイスが付属していることです。最大16384レベルの筆圧感知は業界初であり、より繊細で、これまでにない精度で描くことができます。

16インチなので、机のスペースが限られるけど、できるだけ大きい画面で絵を描きたいという人にとって、良い選択になるでしょう。

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  • Wacom Cintiq Pro 22(プロ仕様)

Wacom Cintiq Pro 22は、プロフェッショナル向けに設計された21.5インチの液晶ペンタブレットで、デジタルアートや映像制作、3DCGなどの高度なクリエイティブ作業に最適なモデルです。

価格は40万円程度

特徴としては、840×2160の4K解像度に対応し、最大120Hzのリフレッシュレートと12msの応答速度を実現。色域はAdobe RGBカバー率95%、DCI-P3カバー率99%で、HDRガンマにも対応しています。これにより、鮮やかで正確な色彩を表現できます。

また、映画『ゴジラ-1.0』のデジタルマットペインター江場広光氏は、「画面がすごくシルキーな印象で、描いていてかなり違和感がない」と評価しています。

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いずれもBlenderでの動作実績があり、レビューも高評価です。

導入する際の注意点

  1. ドライバのインストール:Blenderと干渉しないように、最新のドライバを公式サイトからインストールしましょう。
  2. 設定のカスタマイズ:ブラシサイズやショートカットをペンのボタンに割り当てると作業効率がアップします。
  3. 慣れが必要:最初は使いにくく感じても、1週間も使えば手放せなくなります!

まとめ:液タブ・ペンタブは「やりたいこと」で決める!

Blenderで何をしたいかによって、液タブ・ペンタブの必要性は変わってきます。

  • モデリングやアニメーションだけなら不要
  • スカルプトやペイントに挑戦したいなら、あると超快適!

最初の一歩としては手頃な板タブから始めるのもおすすめ。Blenderでの創作体験がより楽しく、自由になりますよ!

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